「サクラ大戦」大神一郎が平時に着用する靴。
ストレートチップで茶系2色のコンビネーション。
まず市販品で見かけたことがない。
無い物は作れと、履き古した同タイプの革靴に合皮を貼ろうとしたことも何度かあったが、悉く失敗してきた。
最近ではもう諦めて普段使いの茶色の革靴を履いていたのだが、たまたま立ち寄った店でいい感じに明るめ(黄色に近い)の自称(w)本革のモノを見つけたので、加工することにした。
着色の手段
・合皮上貼り
私の腕ではうまくいかないし、失敗したら再利用不可。
・顔料系上塗り
塗膜がひび割れて欠落を免れない。剥がれた塗膜片で周囲が汚れる。
・染めQ
手軽で綺麗そうだがコストが高い。
マスキングが難しそう(テープだと表面傷みそう)。
・革染め
手間ヒマかかるがやはり自然。普段使いでもイケる!
…ということで、染めることにした!革染めなんて初めて!
用意するもの
・靴
・染料(クラフト社製水性染料の焦茶\400円程度)
・色止め剤(クラフト社製トップコート\400円程度)
・筆(100均で5本セットの平筆)
・プラカップ
・スポンジ
・中性洗剤
脱脂
染料は、その名の通り染みてこそ着色するので、水性染料を使うなら革表面に施されている油分を取り除かなければならない。
ネットではオイルクリーナなどの紹介があったが、食器用の中性洗剤を選択。
スポンジに洗剤をつけ、染める部分だけを洗浄。
ストレートチップという単純なパターンで助かる。
染めない部分はなるべく濡らさない、洗剤をつけない。
革が水分を弾かなくなるまで洗浄を繰り返す。
ただし、弾かないけど染みもしないという部分もあり、それは染めてみないとわからない。
端っこは落としにくい。底材付近は接着剤のはみ出しがあったりする。妥協は必要。
染色
最終的には原液になるが、ムラになることを想定し、まずは薄めから始める。
プラカップに注ぎ、水で5倍に希釈。
革を濡らしてから、色の切り替え部分から筆で染料を重ねる。
塗って乾かしを繰り返す。その間で、染みにくい部分が見つかったら、改めて洗浄。
10回くらい塗り重ねたら、染料の希釈を2倍程度に濃くし、これも10回くらい重ねる。
原液でも10回くらい。
プロじゃないのでまったくムラなしとはならないけど、どうせ使えば傷ついたり汚れたりするので、妥協できるところで終了。
色止め
色止め剤を染料と同じように筆塗り。
思いのほか乾きが早く、ムラになってしもた…
まぁ靴だけガッツリ見られるわけじゃないからね。
で、こんな感じ。
0 件のコメント:
コメントを投稿
ご質問などあればお気軽にどうぞ。
If you have any questions, please feel free to contact me.
返信は私の気分次第ですが。
I will answer depending on my mood.
あなたの投稿を私が誹謗中傷と判断したら、当局に通報します。
I will notify the police if I judge the comment you posted as slanderous.