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2018年5月4日金曜日

型紙作り

左右が対称なデザインなら半身作ればいいです。

1.何かしらを元に型紙を作る。
  既製品をバラす、市販の型紙を購入するなどし、模造紙やコピー紙にトレスする。
  ポケットやダーツなどの位置を書き込んでおく。
  型紙を切り出す。(型紙①)
   【大事】
  上下、前後、左右を書き込んでおく。
  縫い代を含んでいるか否かを書き込んでおく。

2.仮布に写し、裁断、縫製する。
  型紙に縫い代が含まれていない場合は、縫い代を加える。
  型紙から仮布に生地型を写し、線に沿って裁断する。
  形を見るだけなので、生地片の接合だけでいい。

3.縫製したものから、調整(出す引く)点を出す。
  丈、ラインなどを着用者に合わせる。

4.型紙を修正する。
  修正点を型紙①に反映する。(型紙②)

5.仮布に写し、裁断、縫製する。
  形の不合理(おかしな凹凸、皺)があれば1-3から繰り返す。

6.左右非対称の部品を

7.切り替えしなどによる分割を反映する。
  生地片の構成を決める。(型紙③)

8.立体に合わせる必要がある場合は、余り布などを用いる。

裏地をつけるなら、表地とは違うパターンになります。
特に肩口周辺は、表地と同じパターンだと身頃の裾が内側に巻き込む原因になったりします。

作業を受け入れられないうちは、面倒くさくって投げ出したくなるかもしれません。
私も、途中で数日間から数週間の逃避をしたりもします。
でも、型紙や仮布のうちなら何度でも失敗できます。
出来上がってから変なラインになったとか、本番生地で裁断の後に寸法あわねぇとかならなりたくなければ、ここはしっかりやっておくべきだと私は思います。

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