おことわり

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2020年12月14日月曜日

[blender]文字を円形に並べたい

参考にしているサイトでは、曲線(円)に乗せる方法はあったのですが、向きを変える方法は見つからず、英語圏の方の動画を見て把握しました。

1.円オブジェクトを追加

モード:オブジェクトモード
操作:「追加」→「カーブ」→「円」
テキストを乗せられるのは、メッシュの円や曲線ではなく、カーブの円や曲線です。

2.テキストオブジェクトを追加

モード:オブジェクトモード
操作:「追加」→「テキスト」
カーブとテキストのどちらを先に追加しても構いません。

3.テキストを円に乗せる

選択:テキストオブジェクト
操作:プロパティウィンドウの「オブジェクトデータプロパティ」の「フォント」を開き、「カーブ上に配置」でリストから乗せたい円オブジェクトを選択
テキストと曲線を結びつけると、テキストのベースラインが線に合されます。円の場合は、円の外側に配置されます。

テキストを変える

選択:テキストオブジェクト
モード:編集モード
編集モードに移行すると、カーソルが表示されます。初期値の「Text」を削除して、書き替えます。

文字の見た目を整える

文字の見た目(フォント、大きさ、下線)はオブジェクトデータプロパティの「フォント」
文字列の見た目(文字や単語の間隔、寄せ)はオブジェクトデータプロパティの「段落」

文字の向きを変える

選択:円オブジェクト
モード:編集モード
操作:円オブジェクト上で右クリック→「向きを反転」
円の場合、まず円の外側に文字が配置され、ベースラインが円の中心側になります。ベースラインを外側にしたい場合、円オブジェクトの向きを変えます。

中心からの距離を変える

選択:円オブジェクト
モード:オブジェクトモード
円の寸法を変更すると、テキストオブジェクトも新たな円周に合わせられる。

表示位置を変える

選択:円オブジェクト
ツール:回転 操作:円オブジェクト上で左ドラッグ
文字の表示位置は、円オブジェクトの角度に依存します。

他のメッシュと合成する

モード:オブジェクトモード
選択:テキストオブジェクト
操作:テキストオブジェクト上で右クリックして「メッシュに変換」
テキストオブジェクトのままでは、メッシュと合成はできません。立体化するためには、見た目を整えたうえでメッシュ化します。

2020年12月4日金曜日

[blender]面の厚み

 ある程度、複数のオブジェクトの組み合わせをしたところで、どうも全体サイズを変更しなければならない事態を迎え。

円柱に蓋をするパーツを用意した時に気付いた。

あれ、円柱の壁面と蓋の側面に隙間がある。

円柱の外形は1.4、壁面の厚みは0.1。

蓋の直径は1.2。

ぴったり合うはずが隙間がある。


「厚み」について同じような図形を使って調べてみると…

すべて、厚みの値は0.1。

想像と違う。なんか歪んでんじゃん。

中心:立方体から接する2面を削除。

左上:中心のXYを2倍

左中:立方体から1面を削除。

左下:立方体から1面を削除。(筒)

右上:四角から押し出して接する2面を削除。

右下:面(正方形、Y長長方形、X長長方形)


で、見つけたのが「厚みを均一」というフラグ。
これにチェックを付けると、歪みがなくなる!
図形によっては厚みそのものが増えてる!

どうもこういうことだそうで。
赤線の長さが厚みの値になるとのこと。

で、問題の図形にも適用してみるが、やはり隙間は埋まらない。
で、こういうことらしい。
「幅」(厚み)の値は、実寸ではなく、辺中心から図形中心までの距離を1.0(100%)とした比率であると。

「厚み」の面倒なところ
  • 厚みを実寸で取りたいときは、計算が必要。
    厚みを1mm取りたいとき、中心からの距離が10mmなら厚みの値は0.1。
    中心からの距離が7mmなら0.1429(≒)。
    そして、後で拡大縮小を加えると実寸が変わる。
  • 厚みは各辺統一なので、複雑な形状で厚みを一定にするのは困難。
    マーブルチョコみたいな形状だと、各頂点(面)で中心との距離が異なるので、厚みの実寸は同値にならない。
  • あたりまえといえば、まぁそうではあるんですがね…

    幾つか拝見した使い方サイトでは「この値になります」と書かれているだけで、画面を見れば単位が「m」と入っているので実寸かと思い込んじゃいましたよ。